折りたたみiPhoneは初代を見送れる人が勝つと思ってる

当ページのリンクには広告が含まれています。
腕組みして余裕の表情をするフクロウの湊と「折りたたみiPhone 初代は見送りでいい」の見出しが入った黄色のアイキャッチ画像

折りたたみiPhone、来るらしい。

報道が出るたびにタイムラインが沸いて、「ついに」「これは買う」という声が流れてくる。自分もその空気は理解できる。iPhoneが折りたためるって、普通に面白い話だから。

ただ、盛り上がりを眺めながら一つ気になることがあって。「折りたたみiPhone、欲しい」という感情より少し手前の、「初代を買う人と待てる人、どっちが最終的に得するか」という話をしてみたい。

欲しいという気持ちを否定するつもりはない。ただ初物ガジェットの洗礼って、毎回パターンがある。折りたたみ端末は特にそれが顕著な分野だと思ってる。

この記事の立場

自分は折りたたみiPhoneを初代は見送り、2世代目以降で買う派。根拠は①耐久性リスク ②折りたたみ市場の過去実績 ③アプリ最適化の遅れ ④2世代目でこなれる法則、の4点。欲しい人の気持ちを否定するわけじゃなくて、待てる人の方が損しにくいという話。

折りたたみiPhoneは初代を見送れる人が勝つと思ってる 4コマ漫画
目次

折りたたみiPhoneが「来る」というムードについて

BloombergやThe Vergeなど複数の海外メディアが、Appleは折りたたみiPhoneを2026年以降に投入する見通しだと相次いで報じています。クラムシェル型(上下に折るタイプ)と、展開時に大画面になるタブレット型の2モデルが開発されているとされています。どちらもAppleからの公式発表はなく、詳細スペックや価格は現時点では確認できません。

折りたたみiPhoneって本当に完成度高く出てくるの? AndroidのGalaxy Z Foldとかあんまり普及してないイメージあるんだけど。

そこなんだよね。「Appleが作るから大丈夫」という信頼感はある。でも折りたたみ端末が抱える課題って、メーカーが変わっても基本的に同じなんだよ。

Samsung が先に教えてくれたこと

Galaxy Z FoldとZ Flipは、すでに複数世代を経てきた。そこから見えてくるパターンがある。

今のGalaxy Z Foldは完成度めちゃくちゃ上がったじゃないか! 初代からの進化が半端ない!

それがまさに自分の言いたいことで。「今の」完成度が上がったのは、初代・2代目で問題を洗い出してきたからだと思ってる。初代Z Foldのヒンジ不具合や画面の折り目問題が海外メディアに大量に報告されていたの、覚えてる人どれくらいいるんだろう。

折りたたみ端末の初代が抱えがちな課題は、構造的にこういうものがある。

  • ヒンジ耐久性: 毎日数十〜百回開閉するデバイスのヒンジが長期間持つかどうかは、実際に使い込まれたデータが積み上がるまで分からない
  • 画面の折り目: 有機ELパネルを折りたたむ構造上、中央に折り目が入る。世代を重ねるごとに改善されているが、完全に解消された端末はまだない
  • 防水性能との両立: ヒンジ構造と高い防水は技術的にトレードオフになりやすく、初代では妥協が起きやすい
  • 重量: 折りたたみ機構を持つ分、通常のiPhoneより重くなることはほぼ確実とみられています

Appleがこれらを完全にクリアして初代を出してくる、という可能性はゼロではない。でも初代で全解決するには「物理的な制約」が毎回立ちはだかる。Galaxy Z Foldが世代を経て改善してきたのは、それだけ初代・2代目がテストベッドになったということだと思ってる。

誰もあまり言わない「アプリ最適化」の話

ハードウェアの話ばかりになりがちなんだけど、もう一つ気になっているのがソフトウェア側の話。

折りたたみiPhoneが展開状態になると、大きな画面が現れる。そこでアプリを使うとき、そのアプリが折りたたみの大画面に最適化されているかどうか、という問題がある。

これ、iPadでも同じ経緯をたどった。iPadが2010年に登場してから、「iPad最適化アプリ」が揃うまでに相当な時間かかった。多くのアプリは「拡大されたiPhoneアプリ」として動いていた。同じことが折りたたみiPhoneでも繰り返されると思ってる。

Appleがデベロッパーを早期に巻き込んで対応を促す可能性はあるし、ガイドラインを出すだろう。でも発売日時点で全アプリが完璧に対応している状況は、過去のパターンを見ると楽観的すぎる気がする。発売後1年で「アプリが揃ってきた」くらいのペースが現実的じゃないかと思ってる。

補足: ユニバーサルアプリの動き

AppleはiOS/iPadOSで「ユニバーサルアプリ」を推進してきた経緯がある。折りたたみ専用のAPIやUIガイドラインが発表される可能性は高い。ただし、それが実際に開発者に使われ、アプリが更新されるまでには数ヶ月〜1年以上かかるのが通常パターン。

2世代目でこなれる、ガジェットの法則

Apple製品に絞っても、「初代」と「2世代目以降」の差は毎回大きい。Apple Watchは初代よりSeries 2以降で実用性が段違いになった。AirPodsも2世代目でノイズキャンセリングが付いて本命になった。

折りたたみiPhoneも同じ道筋をたどる可能性が高いと思ってる。価格の面でも、初代は技術的な挑戦+希少性のプレミアムで高額になりやすい。Galaxy Z Foldの初代は日本円換算で25万円前後とされていたが、現行モデルは機能が増えながら価格が落ち着いてきているとされています。

  • 製造コストは量産が進むと下がる
  • 初代ユーザーのフィードバックを元にした改善が2世代目に入る
  • 市場が形成されるとアプリ側の対応も追いついてくる
  • 初代の問題点が明確になるため、2世代目で「何が改善されたか」が分かりやすくなる

でも「欲しい時が買い時」って言うじゃない? 初代を体験しないと次の良さが分からないこともあるよね。

それは正論。初代を体験することで2世代目の改善点が分かる、という見方はある。ただ自分は、10万円を超えるかもしれないガジェットで人柱をやる財力と精神力がないだけかもしれない。

自分はこうする、という話

ここまで書いておいて「欲しくないか」と言われると、そんなことはない。

折りたたみiPhoneが展開したときの大画面で動画を見たり、地図を広げたりする体験は、普通に良さそうだと思ってる。Appleが参入するタイミングで出てくるなら、それなりに完成度を担保してからだ、という信頼感もある。

それでも自分が選ぶのは2世代目待ち。初代が出たら実機を触りに行く。レビューを読む。半年後に「ヒンジ問題は起きてるか」「アプリ対応はどこまで進んだか」を調べる。その積み上げで2世代目を買うかどうかを決める。

欲しい気持ちを我慢するんじゃなくて、「より良い状態になったものを買う」という選択をしてる。初代ユーザーが1年間人柱レビューを積み上げてくれるのを、自分は楽しみながら待つ側。それが性に合ってる。

よくある質問

折りたたみiPhoneはいつ発売される?

Bloomberg等が「2026年以降の投入見通し」と報じていますが、Appleからの公式発表はまだありません。発売時期・スペック・価格は現時点では未確定です。

折りたたみiPhoneの価格はどのくらい?

公式情報はありません。先行するAndroid折りたたみ端末の価格帯を踏まえると、初代は高額になるという見方が多いとされています。2世代目以降で価格がこなれてくる可能性があります。

折りたたみiPhoneの初代を買うメリットはある?

新技術をいち早く体験できる点、コレクター的な価値がつく可能性などがあります。「人柱」を承知で買うという選択肢を否定するつもりはありません。ただ完成度と価格の面では、2世代目以降が有利になることが多いのが過去のパターンです。

Galaxy Z FoldとAppleの折りたたみiPhoneは何が違う?

詳細スペックが未発表のため具体的な比較はできません。ただAppleのエコシステム(iCloud・AirDrop・Apple Watch連携など)との統合という点で、Androidとは異なる体験になる可能性があります。

参考: Apple公式サイト(www.apple.com/jp)/Bloomberg・The Verge等の海外報道

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次